旧藤田家住宅(太宰治学生時代の下宿)

【市指定有形文化財】

shi12

よみがな きゅうふじたけじゅうたく
員数 1棟
文化財の概要 木造二階建、切妻屋根、一部下屋付 附 棟札一枚
指定年月日 平成18年3月24日
所在地 弘前市大字御幸町
所有者・管理者 弘前市

大正時代は日本の住宅建築の変革期で、居間及び個室が現れ、「中廊下型なかろうかがた平面」が成立し定着した。玄関から続く中廊下が住宅を分断し、片側に台所などのサービス部分を、片側に居住区を配列する形式で、旧藤田家住宅はその特徴をよく伝えている。棟札により大正10年の建築であることが知られるが、新しい建築材を使わず、碇ヶ関村長宅を移築したものと伝えられている。
小説家太宰治が旧制弘前高校在学時の3年間を過ごした家でもある。現在は当初の建築場所から約100メートル南東に建物の向きを変えることなく移築され、「太宰治まなびの家」として公開されている。

関連リンク:
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担当:文化財課
電話:0172-82-1642