甲州廿四将之図

【市指定有形文化財】

shi17

よみがな こうしゅうにじゅうししょうのず
員数 1幅
文化財の概要
指定年月日 平成4年1月31日
所在地 弘前市大字高岡
所有者・管理者 高照神社

津軽の画家、平尾魯仙の作。絹本著色。縦187センチメートル、横101センチメートル。
画題は武田二十四将図とも称され、武田信玄を中心に左右に居並ぶ武将たち、あわせて24人を描く。武士の主従の理想として人気のあった題材らしく、錦絵などにも描かれて民間に流布し、江戸時代半ば過ぎには基本的な構図が定まっている。
作者の平尾魯仙は幕末から明治にかけての津軽の人。博学で、俳人としても一家をなし、国学者としても有名だった。画家としての仕事は、仏画、人物、風景、種々の記録などあらゆる領域に渡り、また多くの門人を育て、彼らが津軽の明治画壇の中心となった。

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