【市指定有形文化財】
よみがな | もくぞうつがるけんもつちかもりざぞう |
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員数 | 1躯 |
文化財の概要 | 木造寄木造彩色玉眼 附 銘札 天保六年七月三日在銘 |
指定年月日 | 平成8年12月3日 |
所在地 | 弘前市大字新寺町 |
所有者・管理者 | 報恩寺 |
津軽監物親守は本姓喜多村、八代藩主信明の天明5年(1785年)から家老を勤めた。信明の死去後に後嗣が問題になった際、寧親を強く主張したといわれ、寧親の筆頭お相手の俳人でもあった。本像は監物の死去の翌年作られたもので、原舟月に弟子入りした兼平舟光の作と考えられる。
体躯は複数の材を寄せ、内刳りが施される。頭部と両手を差し込み、面部と両手は、下地を施した上に胡粉を塗り、淡く肌色を塗り重ねているほか、眉は毛描きで、唇には朱がさされており、面貌はかなり写実的な表情を見せている。狩衣姿で、右手に扇を持ち左手は膝上に置いて表現される。
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