【市指定有形文化財】
よみがな | とのさきのいたび |
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員数 | 2基 |
文化財の概要 | |
指定年月日 | 平成8年12月3日 |
所在地 | 弘前市大字城東北二丁目 長四郎公園 |
所有者・管理者 | 弘前市 |
「寺内の石仏の板碑」と呼ばれる板碑で、高崎堤の東にあったという。藩の記録や、江戸時代の来遊者、菅江真澄も一基を図示しており、古くから知られていたが、昭和40年代に城東団地の造成にともない移転保存され、現在地には平成20年に移設された。
右の板碑は、建武3年(1336年)の紀年銘があり、市内田町四丁目の熊野奥照神社の板碑(市指定文化財)と年号や金剛界五仏の種子を月輪で囲むなどの表現が共通で、建武ころの信仰を知る上でも貴重である。また左の板碑は、紀年銘はないが十四世紀前半の造立と推定され、二重の月輪の中にを刻んでいる。なお、2基とも石材は安山岩で、中世の板碑として貴重である。
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