伝安東義季一族の板碑

【市指定有形文化財】

shi70

よみがな でんあんどうよしすえいちぞくのいたび
員数 2基
文化財の概要 【伝安東義季一族の板碑】
高さ103.0センチメートル、幅116.0センチメートル、厚さ20.0センチメートル
【伝安東義季一族の板碑】
高さ136.0センチメートル、幅69.0センチメートル、厚さ49.0センチメートル
指定年月日 平成3年11月30日
所在地 弘前市大字新法師字稔
所有者・管理者 個人

ともに金剛界大日如来の種子gaiji-bonji-banバンを刻む。現存する青森県内の板碑の主尊仏種子はgaiji-bonji-banバンが圧倒的に多い。
津軽地方土着の豪族である安東(安藤)氏は、福島城に拠って勢威を誇ったが徐々に南部氏に圧倒され、享徳2年(1453年)に狼倉おいのくら館に立て籠もった安東(安藤)義季が南部氏の大軍に攻められて自害し、滅亡したと伝えられている。この板碑は安東(安藤)義季一族の墓所から移されたと言われるものである。なお『岩木村郷土史』では狼倉館を新法師に比定しているが、これには異説がある。

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