如来瀬神明宮の板碑

【市指定有形文化財】

よみがな にゅらいせしんめいぐうのいたび
員数 2基
文化財の概要
指定年月日 平成3年11月30日
所在地 弘前市大字如来瀬字山田
所有者・管理者 神明宮

永和二年の板碑 1基
高さ93.0センチメートル、幅76.0センチメートル、厚さ15.0センチメートル
種子はgaiji-bonji-kiri-kuキリーク(阿弥陀如来)。阿弥陀三尊の名号と永和2年(1376年)の紀年銘を刻む。永和は南北朝期の北朝の年号である。刻文は「観世音菩薩/南無阿弥陀仏/大勢至菩薩/永和貳年六月」

如来瀬神明宮の板碑 1基
高さ102.0センチメートル、幅63.0センチメートル、厚さ25.0センチメートル
種子、紀年銘は確認できない。

永和2年の板碑は『陸奥古碑集』にも記載がある。所在地名の如来瀬の由来は、この神明宮がもと阿弥陀如来を祀り如来堂と呼ばれたことによると伝えられる(『岩木町誌』)。

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