【市指定有形文化財】
よみがな | にゅういふるどうのいたびぐん |
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員数 | 10基 |
文化財の概要 | |
指定年月日 | 平成10年11月27日 |
所在地 | 弘前市大字乳井字古堂 |
所有者・管理者 | 個人 |
中世以来、乳井には福王寺があり、宗教面だけでなく地域の土豪としても勢力を誇っていた。
板碑のある場所は、毘沙門堂があった場所と伝えられ、石質は石英安山岩を主体に、自然石または若干の加工を施した程度で、金剛界大日如来を主尊とするものが多いが、薬研彫りで刻んだ阿弥陀如来の種子も見られる。
また、紀年銘では、正和5年(1316年)、貞和2年(1346年)などの年号を読み取ることができるほか、経文もあり、これらから毘沙門堂の存続時期などをうかがうことができる。
乳井神社の板碑群と共通する点も多く、薬師堂愛宕神社の板碑群などとともに、福王寺関連の貴重な資料である。
問い合わせ先
担当:文化財課
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