【市指定有形文化財】
よみがな | かたな しゅめい えんじゅくにとき |
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員数 | 1口 |
文化財の概要 | 銘 表「為國斬奸賊二馘 文政五壬午年八月廿九日」 (朱銘二行) 裏「延寿國時 弘前臣笠原八郎兵衛皆當」(朱銘二行) |
指定年月日 | 昭和60年1月22日 |
所在地 | 弘前市大字下白銀町 弘前市立博物館 |
所有者・管理者 | 弘前市 |
鎬造、庵棟、腰反りわずか。物打ものうちに刃こぼれが1つある。刃長69.5センチメートル。南北朝時代の作。
文政4年(1821年)4月、相馬大作こと南部藩士下斗米秀之進によるいわゆる「相馬大作事件」が起った。同5年8月29日、大作は江戸で斬首されたが、そのとき使用されたのが本刀である。
作柄は尋常であるが、弘前藩を動揺させた事件に関連した来歴をもつ資料として貴重である。
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