大森勝山遺跡

【国指定史跡】

kuni33
shi63

よみがな おおもりかつやまいせき
員数
文化財の概要
指定年月日 平成24年9月19日
所在地 弘前市大字大森字勝山
所有者・管理者 弘前市

岩木山の北東麓、大森川、大石川に挟まれた標高130~150メートル前後の舌状大地上に立地する縄文時代晩期前半期に形成された環状列石を中心とする遺跡。昭和34~36年度に発掘調査が実施され、発見当時日本最大の住居跡とされた大型竪穴建物跡、環状列石などが確認された。環状列石はは77基の組石で構成され、長径(南西-北東方向)に48.5メートル、短径39.1メートルの楕円形を呈する。現在は遺構を埋め戻しているが、岩木山を背景とした、縄文時代を彷彿とさせる良好な遺跡景観を維持していることも貴重である。

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担当:文化財課
電話:0172-82-1642