【県指定名勝】
よみがな | なりたけていえん |
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員数 | 341平方メートル |
文化財の概要 | |
指定年月日 | 平成12年8月30日 |
所在地 | 弘前市大字樹木一丁目 |
所有者・管理者 | 個人 |
大石武学流第五代宗家池田亭月により昭和7年に作庭された。母屋の西側に設けられた、書院前の約70坪ほどの平庭式枯山水である。
正面右奥に築山を置き、一段落ちの枯滝を組み、その手前に2坪ほどの枯池を作る。築山左方に黒松と大きな燈籠を、正面中程に神拝石を置き、それに書院から一直線に飛石を7枚打つ。その書院の最初の飛石から右方に3枚の飛石を打ち、蹲踞にいたる。書院前左手には二神石があるなど、典型的な武学流様式である。また地割りの巧妙さや石組の上手さに加え、座敷からほぼ正面に岩木山を借景とするなど、武学流庭園の中でも小規模ながら、池田亭月が造った枯山水庭園中、代表作とも言える。
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