【県天然記念物】
よみがな | とうみょうすぎ |
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員数 | 1本 |
文化財の概要 | |
指定年月日 | 平成5年4月16日 |
所在地 | 弘前市大字大沢字堂ヶ平 |
所有者・管理者 | 大沢町会 |
堂ヶ平毘沙門堂一帯は、縄文土器や土師器片も出土し、古来修験道の館があったといわれている。
この杉は、毘沙門堂の南にあり、根周13.5メートル、幹周6.6メートル、樹高およそ33メートルを計る。樹齢は約700年と推定される。
名称の由来は、かつて毎年4回、ほぼ同じ時期に天よりこの杉に燈明がおり、光を放ったからだという。またその燈明の具合により、作物の豊凶や家内の吉凶を占ったとも伝えられる。更に昭和30年代までは好きな人と結婚できるよう祈願する「かんかけ(鍵掛)」の風習もみられた。
当地方では巌鬼山神社の大杉に次ぐ巨木であり、様々な伝承と共に永く後世に伝える必要がある。
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担当:文化財課
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