【市指定天然記念物】
よみがな | かくしゅうじのさるすべり |
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員数 | 1本 |
文化財の概要 | 推定樹齢350年、樹高5メートル、幹周2.04メートル |
指定年月日 | 平成8年2月27日 |
所在地 | 弘前市大字藤代一丁目 |
所有者・管理者 | 革秀寺 |
初代藩主為信を祀るために、二代藩主信枚によって建立された革秀寺の西側に、岩木山を借景として庭園が作られ、このサルスベリは、庭園の北側にあり「信枚お手植え」の伝承を持つ。
中央の幹が腐朽しているので、樹形は側枝が成長して形成されている。
中国原産のサルスベリが普及し出したのは江戸時代であり、その要因はこの樹皮が仏教の聖樹である娑羅双樹の樹皮に似ていることによると思われるが、いずれにしても300年を越す古木は全国的にも少ない。全国的に珍しかったサルスベリを津軽地方に持ち込んだということは、信枚が革秀寺に寄せた思いを想像させるものがある。
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担当:文化財課
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