【市指定天然記念物】
よみがな | こぶし |
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員数 | 1本 |
文化財の概要 | 推定樹齢100年、樹高4.9メートル、幹周1.28メートル |
指定年月日 | 平成10年11月5日 |
所在地 | 弘前市大字新法師 |
所有者・管理者 | 個人 |
古くから「鞭立の桜」と言い伝えられた樹木で、この呼称の桜とは、コブシを田打ち桜と呼んだことによる。
伝承では、享徳2年(1453年)に安東(安藤)義季が高館城で破れ、百沢に逃亡する途中この地で自害したという。その時携えていた桜の枝の鞭が芽生えたもので、現在のコブシはそのひこばえだとも言われる。『岩木村郷土史』では、この伝説を伝えながら、当時の戦死者の墓に記念に植えたものかと記している。
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