【県重宝】
青海波塗月千鳥蒔絵長箱 |
刷毛目塗花見弁当 |
青海波塗雲龍蒔絵文庫 |
よみがな | つがるぬり |
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員数 | 8点 |
文化財の概要 | |
指定年月日 | 平成7年4月19日 |
所在地 | 弘前市大字下白銀町 弘前市立博物館 |
所有者・管理者 | 弘前市 |
津軽塗という語は、明治6年にウイーン万国博覧会に出品する際に、産地を明らかにするために用いられたが、その歴史は江戸時代にさかのぼり、今日に至るまで300年余の歴史を持つと伝えられている。
また本資料群によって、江戸時代の製作技法は黒塗、朱塗、蒔絵、青海波、変塗と多種多様であり、今日では廃絶した技法もあることがわかる。
これらは、美的にも優れ、藩主を含め藩の上級階級で使用されていたもので、単に早い時期に製作されただけでなく、若狭塗の工人たちとの関連を知ることができるとともに、蒔絵から変塗への移行や更に文様・彩色など、当時の技法の特色や歴史的変化を示す貴重なものである。
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担当:文化財課
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