太刀 銘 友成作

【重要文化財】
kuni21

よみがな たち めい ともなりさく
員数 1口
文化財の概要 銘「友成ともなり作」
長さ80.2センチメートル、反り3.4センチメートル、目釘穴3個
附 糸巻太刀拵
指定年月日 大正14年4月24日
所在地 弘前市大字高岡
所有者・管理者 高照神社

友成は古備前の名工で、平安時代中期(永延、十世紀末)から鎌倉時代初期(嘉禎、十三世紀初)まで数名が名を継いでいる。この「友成」は古典的な姿で地鉄もよく、刃が冴え、健全でみごとな太刀である。鎬しのぎ造、庵いおり棟、腰反り高く小切先で安定した力強い姿をしている。鍛えは小板目よくつみ美しい。藩祖為信が太閤秀吉から拝領し、最後の藩主承昭が同社に寄進したと言われる。

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