大杉

【県天然記念物】
ken48_0

よみがな おおすぎ
員数 2本
文化財の概要
指定年月日 昭和31年5月14日
所在地 弘前市大字十腰内字猿沢
所有者・管理者 巌鬼山神社

巌鬼山神社の草創には諸説が伝わっている。大同2年(807年)坂上田村麻呂が創建したとする説と、寛治5年(1091年)百沢に移るまで岩木山神社の下居宮がここにあり、その後巌鬼山西方寺観音院がその旧跡に営まれたという説である。
いずれも伝承の域を出ないが、藩政時代初期には既に広範な信仰を集めていたものと考えられる。
この大杉二本の樹高は41メートル、幹周は10メートルと8.5メートルを計る。樹齢はおよそ1000年でいずれも神木にふさわしい樹形を呈しており、地元民からの信仰も厚く、深浦町の「関の杉」(県天然記念物)などとともに、県内でも有数の古木に属するものである。

問い合わせ先

担当:文化財課
電話:0172-82-1642