【県天然記念物】
よみがな | おおすぎ |
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員数 | 2本 |
文化財の概要 | |
指定年月日 | 昭和31年5月14日 |
所在地 | 弘前市大字十腰内字猿沢 |
所有者・管理者 | 巌鬼山神社 |
巌鬼山神社の草創には諸説が伝わっている。大同2年(807年)坂上田村麻呂が創建したとする説と、寛治5年(1091年)百沢に移るまで岩木山神社の下居宮がここにあり、その後巌鬼山西方寺観音院がその旧跡に営まれたという説である。
いずれも伝承の域を出ないが、藩政時代初期には既に広範な信仰を集めていたものと考えられる。
この大杉二本の樹高は41メートル、幹周は10メートルと8.5メートルを計る。樹齢はおよそ1000年でいずれも神木にふさわしい樹形を呈しており、地元民からの信仰も厚く、深浦町の「関の杉」(県天然記念物)などとともに、県内でも有数の古木に属するものである。
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