【重要文化財】
よみがな | ひろさきじょうてんしゅ |
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員数 | 1棟 |
文化財の概要 | 三重三階櫓、銅瓦葺 附、棟札二枚 造営 文化七庚午年十月廿九日 |
指定年月日 | 昭和12年7月29日 |
所在地 | 弘前市大字下白銀町 |
所有者・管理者 | 弘前市 |
二代藩主信枚が最初に築いた天守は、本丸西南隅に建ち五重であったが、寛永4年(1627年)9月5日、落雷により焼失したと伝えられている。
現在の天守は、九代寧親が櫓造営の名目で幕府の許可を得、文化7年(1810年)に完成したものである。本丸東南隅に建つ三重三階の独立天守で、破風や懸魚を白漆喰塗とした切妻屋根をもつ張出を一・二階の二の丸側の東・南面に設けているが、本丸側の北・西面や内部は質素に作られている。この建物は、江戸時代後期天守の典型の一つで、東北地方に残る唯一の遺構である。
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