【重要文化財】
二の丸辰巳櫓
二の丸未申櫓
二の丸丑寅櫓
よみがな | ひろさきじょう にのまるたつみやぐら・にのまるひつじさるやぐら・にのまるうしとらやぐら |
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員数 | 3棟 |
文化財の概要 | 【二の丸辰巳櫓】 三重三階櫓、とち葺形銅板葺 附 棟札一枚 修復 享保十九林鐘二旬七 【二の丸未申櫓】 三重三階櫓、とち葺形銅板葺 附 棟札一枚 修復 元禄十二己卯年八月二日 【二の丸丑寅櫓】 三重三階櫓、とち葺形銅板葺 |
指定年月日 | 昭和12年7月29日 |
所在地 | 弘前市大字下白銀町 |
所有者・管理者 | 弘前市 |
隅櫓は城郭の角に立つ櫓で、これには矢狭間・鉄砲狭間・石落しなどがつき、ここから城郭に取りつく敵を攻撃し、また物見の役に立つよう造られたもので、防弾・防火のため天守同様土蔵造りとされる。三つの櫓は白漆喰塗、屋根は入母屋で銅板葺(当初はとち葺)というよく似た格好であるが、窓の形や妻の構造など細部の作り方が少しずつ違っている。一・二層を四間四方(62平方メートル)の同面積とし、軒下や出格子の木部を素木のままにしている飾り気のなさが独得の美しさをみせている。
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