東照宮本殿

【重要文化財】

よみがな とうしょうぐうほんでん
員数 1棟
文化財の概要 桁行三間、梁間三間、一重、入母屋造、妻入、向拝一間、軒唐破風付、こけら葺
附 棟札三枚
修補延享五戊辰年六月十五日
修補安永七戊戌年九月十六日
修補寛政四壬子年七月朔日
指定年月日 昭和28年11月14日
所在地 弘前市大字笹森町
所有者・管理者 弘前市

東照宮は、元和3年(1617年)二代藩主信枚が弘前城本丸に勧請、寛永元年(1624年)現在地に移された。この本殿は、寛永五年に建立されたものである。
身舎もやは総丸柱で四周に縁をまわし、向拝との繋ぎに海老虹梁えびこうりょうを用いている。内部は内陣と外陣に仕切られ、内陣は天井を格天井、床の前半を板張黒漆塗、後半を一段高く作って板畳としている。
外観は素木しらき造で簡素であるが、鬼板おにいたや妻飾りの蟇股に彫られた葵紋が本社の由緒をあらわしている。

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