藤原信政公霊所 瑞垣・木柵

【市指定有形文化財】

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瑞垣 木柵
よみがな ふじわらのぶまさこうれいしょ
員数 2棟
文化財の概要
指定年月日 昭和61年1月8日
所在地 弘前市大字高岡
所有者・管理者 個人

四代藩主信政の廟所は、東西軸上に配置された高照神社の社殿から西方約200メートルに位置する。廟所のうち、津軽信政公墓2基、廟所拝殿1棟、廟所門1棟は重要文化財として国の指定を受けている。なお、「藤原信政」とは、津軽氏の本姓が藤原であることによる。神式による藩主の墓として市内に唯一残るものである。
廟所の構成は、拝墓・本墓と呼ばれる津軽信政公墓2基が前後に並び、この前面に廟所拝殿、さらに正面に廟所門を設け、周囲に石垣と土塁を築き、瑞垣と木柵を廻す。
瑞垣は廟所拝殿に接して建ち、2基の墓石を囲んで塀を廻らせ板屋根を置く。瑞垣の外周には石垣と土塁を築き、その上に木柵を廻らせ、正面に廟所門を穿つ。瑞垣は丹塗り、木柵は素木である。

問い合わせ先

担当:文化財課
電話:0172-82-1642