信政公葬送図絵巻

【市指定有形文化財】

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よみがな のぶまさこうそうそうずえまき
員数 1巻
文化財の概要
指定年月日 平成4年1月31日
所在地 弘前市大字高岡
所有者・管理者 高照神社

四代藩主信政が高岡の地に葬送された時の様子を描く絵巻。縦27.2センチメートル、横1,052.0センチメートル。
奥書に「右者従御仮殿御喪屋江之御行列之御規式御座候 天保四癸巳年八月吉曜日 斎藤八郎左衛門藤原規房、行年六十五歳、奉謹集之 賀田村住玉慶、行季六十二歳敬画之」とある。
斎藤八郎左衛門規房は、藩の学問所和学方御用係で高岡祭司役。江戸で神道家吉川源十郎門に入り、神学の皆伝を受けている。
画家は今井玉慶。賀田村(弘前市賀田)の人で、賀田玉慶と名乗り、藩のお抱え絵師今村養淳に弟子入りして狩野派の技法を学んだことが知られている。天保5年(1834年)に亡くなっており、この絵巻は最晩年の作である。

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