【市指定有形民俗文化財】
紙本淡彩四季農耕の図(左隻)
紙本淡彩四季農耕の図(右隻)
よみがな | しほんたんさいしきのうこうのず |
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員数 | 1双 |
文化財の概要 | 平尾魯仙筆六曲屏風 |
指定年月日 | 昭和41年1月4日 |
所在地 | 弘前市大字下白銀町 弘前市立博物館 |
所有者・管理者 | 弘前市 |
この屏風は、銘に「応需魯仙写」とあるように、平尾魯仙が女婿の三上氏の求めに応じて画いたものである。
魯仙は文化5年(1808年)弘前紺屋町の商家の長男として生まれ、当初家業を継いだが30歳の時弟に家業を譲り、絵画・文筆に専念して多くの門弟を養成し、名声を高めた。
屏風は当時の田仕事を四季を通じて記録的に写生したもので、一扇の大きさは高さ175センチメートル、幅62センチメートルである。当地画壇の巨匠である人の作品として芸術的価値が高いことと合わせ、地方農作業の推移を知る民俗資料として貴重なものである。
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