聖観音石像

【市指定有形民俗文化財】

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よみがな しょうかんのんせきぞう
員数 1躯
文化財の概要
指定年月日 昭和57年1月27日
所在地 弘前市大字新町
所有者・管理者 誓願寺

石質は安山岩。全体の高さは82センチメートルで、像の高さは66センチメートルである。
舟型光背を負い蓮華文台座に立つ石像で、載冠して未敷みぶ(未開)蓮華の茎を左手に握って胸にあて、右腕は垂手して与願印を表する。儀軌を正しく踏む聖観音像である。由緒沿革や作者などは不詳であるが、光背前面に寛文11年(1671年)の年紀がある。正統仏師の作ではなく、民間仏としての色合いが強い。
造像の史的年代からみるとさほど古いものとはいえず、民間仏として類例も多い。しかし、当時の民衆の信仰の深さを物語っており、明確な年紀を刻んでいることから、今後の民間仏の調査の基礎資料として重要なものである。

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