国吉獅子踊

【市指定無形民俗文化財】

よみがな くによしししおどり
員数 1組
文化財の概要
指定年月日 昭和60年8月24日
所在地 弘前市大字国吉
所有者・管理者 国吉獅子踊保存会

熊獅子の系統に属し、一人立三人舞である。
舞は雄獅子、中獅子、雌獅子とオカシコで構成され、笛と太鼓で囃子が構成される。手平鉦はオカシコが持つ。また、太鼓が歌かけをする。
獅子おこしは以前は旧暦8月2日だったが、現在は元旦におこす年もある。6月10日と9月10日に稲荷神社に奉納する。
前庭の「橋渡り」「雌獅子争い」「和楽の踊り」、後庭の「山入り」「雌獅子争い」「和楽の踊り」に分けられる。庭とは獅子踊の場面をいう。山を使うのは後庭で、雌獅子争いも後庭に躍動感を出す。
松森町の獅子舞を伝えたものといわれるが、詳細は不明である。

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