【国登録記念物】
よみがな | ようきえん |
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員数 | 1園 |
文化財の概要 | 登録面積 1,883.75平方メートル |
指定年月日 | 平成19年7月26日 |
所在地 | 弘前市大字亀甲町 津軽藩ねぷた村内 |
所有者・管理者 | 個人 |
弘前の実業家であった中村三次郎の求めに応じて明治時代後期に小幡亭樹が作庭を開始し、後に池田亭月が手を加えたとされる大石武学流の近代庭園である。
庭園の構成は、敷地の東端に茶室・揚亀庵(市指定文化財)を配し、複雑な汀線を持つ池をはさんで西側に築山を置いている。築山の左手奥に大石武学流の手法による滝石組を組み、出島を出して庭の主木としてクロマツを植え、右手には枯滝を造って、これらを拝石から一望する。また、茶室からの座観により、弘前城の老松と岩木山を庭園の借景としている。
問い合わせ先
担当:文化財課
電話:0172-82-1642