日本刀 銘 相州住綱廣

【県重宝】

ken32

よみがな にほんとう めい そうしゅうじゅうつなひろ
員数 1口
文化財の概要 銘「相州住綱廣」「主越中守信繁作之」
長さ79.0センチメートル、反り3.3センチメートル、目釘穴1個
指定年月日 昭和31年5月14日
所在地 弘前市大字百沢字寺沢
所有者・管理者 岩木山神社

表に「八幡大菩薩」、裏に「運在天逢无退」の文字を彫り、その上に丸止めの棒樋ぼうひが彫られている。鎬造しのぎづくり、三ツ棟、反り高く切先延びる。出来も優れ、健全無比な堂々たる姿の大きな刀で、朱塗銀蛭巻鞘しゅぬりぎんひるまきさやの見事な打刀拵がついている。
この綱広は相州綱広の三代目で、桃山時代から江戸初期の刀工であり、彫り物も得意とした。
銘にある越中守信繁は二代藩主信枚の前名と考えられる。

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