日本刀 銘 相州綱廣

【県重宝】

ken33

よみがな にほんとう めい そうしゅうつなひろ
員数 1口
文化財の概要 銘「津軽主為信相州綱廣呼下作之」「慶長十一丙午年八月吉日三百腰之内」
長さ71.5センチメートル、反り2.4センチメートル、目釘穴1個
指定年月日 昭和37年11月16日
所在地 弘前市内
所有者・管理者 個人

鎬造しのぎづくり、三ツ棟、腰反り。本刀は、相模国(神奈川県)小田原から初代藩主為信により堀越城に招かれた刀工綱広が、慶長9年(1604年)から同11年にかけて製作した作品のうちの1口である。岩木山神社所蔵の「日本刀 銘相州住綱廣」(県重宝)と同じ三代目綱広の作刀である。
研ぎ崩れも少なく、体配も健全であり古刀相州伝を偲ばせる秀作で、綱広とその当時の刀工や門人を研究するうえでも貴重な資料である。

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