大太刀・大薙刀

【市指定有形文化財】

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【大太刀(大小揃のうち大)】
よみがな おおだち
員数 1口
文化財の概要
表「平安城住藤原國路作」
裏「慶長拾六年八月吉日」
樋中奉納寄進銘
表「奉篭奥州津軽平川郡八幡宮霊剣」
裏「津軽越中守藤原信牧朝臣」
刃長107.8センチメートル、茎長35.3センチメートル、反り5.1センチメートル、元巾5.0センチメートル、先巾3.8センチメートル
指定年月日 昭和39年6月5日
所在地 弘前市大字八幡町一丁目
所有者・管理者 弘前八幡宮

表裏に棒樋ぼうひを彫り、なかごにてかき流し、その棒樋中に前期の寄進銘を切っている。
作者は京都の住人藤原国路で、新刀期最高の巨匠である堀川国広の高弟である。

大太刀(大小揃のうち小)
よみがな おおだち
員数 1口
文化財の概要
表「奥州津軽城下弘前住森宗」
裏「文化元年二月吉日
森宗八代之孫橘繁宗模作之」
刃長82.5センチメートル、茎長27.3センチメートル、反り1.5センチメートル、元巾3.8センチメートル 先巾2.9センチメートル
指定年月日 昭和39年6月5日
所在地 弘前市大字八幡町一丁目
所有者・管理者 弘前八幡宮

刃文小乱れ交りの直刃、作者は寛政頃の刀匠の繁宗で、先祖森宗の作刀を模して作ったものではあるが、繁宗作刀中最高の刀である。

【大薙刀】
よみがな おおなぎなた
員数 1口
文化財の概要
表「平安城住藤原國路作」
裏「慶長拾六年八月吉日」
樋中奉納寄進銘
表「奉篭八幡宮霊剣」
裏「藤原信牧朝臣」
指定年月日 昭和39年6月5日
所在地 弘前市大字八幡町一丁目
所有者・管理者 弘前八幡宮

刃長91.2センチメートル、茎長1メートル、全長205.2センチメートルにも及ぶ大薙刀である。大太刀と作者は同じ平安城住藤原国路である。

問い合わせ先

担当:文化財課
電話:0172-82-1642