日本刀 銘 相模守藤原来國吉

【市指定有形文化財】

shi35

よみがな にほんとう めい さがみのかみふじわららいくによし
員数 1口
文化財の概要 銘「相模守藤原来國吉」「寛文九年八月吉日」
長さ69.8センチメートル、反り1.3センチメートル、茎長23.1センチメートル、目釘穴1個
指定年月日 昭和44年8月2日
所在地 弘前市内
所有者・管理者 個人

鎬造しのぎづくり庵棟いおりむね華表反とりいぞ り低い。きたえ 板目よくつむ。体配豪壮にして地刃ともに健全である。作者の国吉は江戸で生まれ修業後、寛文初年(1661年)四代藩主信政に召し抱えられ、同5年ころ弘前に移り、以来当地で鍛刀した。津軽三刀工の一人である。
本刀は、国吉自伝の法城寺派の鍛法をあますところなく表現しており、彼の作刀中抜群の秀作であるばかりでなく、津軽新刀期にあって現在のところ唯一年紀を有する作刀として貴重である。

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