【市指定有形文化財】
よみがな | こんいとおどしごまいどうぐそくかぶとおおそでつき |
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員数 | 1領 |
文化財の概要 | 頬当銘「明珍紀宗賢 弟宗高作」 |
指定年月日 | 昭和56年7月13日 |
所在地 | 弘前市大字下白銀町 弘前市立博物館 |
所有者・管理者 | 個人 |
当世具足で様式はたたみ具足。兜は鉄製、漆塗錆色仕上げの後勝山六十一枚張六十三間の星兜、龍の前立、紺糸縅三枚。胴は鉄、透かし花紋鉄鋲留の大札は漆塗錆色仕立、紺糸縅蝶番合せの五枚胴。胸板と背板に神号を透かした鉄板を鉄鋲で留める。同毛の草摺七間。同毛の大袖。頬当、小手、脇楯、佩楯、篠臑当揃う。櫃入りで大将前具足。吹返、大袖、小手の手甲に金銅製丸に二引の定紋金物を据え、手甲には梅枝に鴬の鉄金物も打つ。
銘の宗賢は、明珍五代目で藩具足師の棟梁であったが、その弟宗高が本作の作者である。幕末期の中級武士の具足で、宗高作は稀少価値がある。
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