【市指定有形文化財】

shi47

よみがな くら
員数 1具
文化財の概要 高さ78.0センチメートル、幅57.0センチメートル、奥行き68.5センチメートル
指定年月日 平成4年1月31日
所在地 弘前市大字高岡
所有者・管理者 高照神社

鞍とは人を乗せるための馬具。狭義には鞍骨くらぼね(鞍橋)のみで鞍と呼ぶこともある。本品は鞍骨1、あぶみ2、泥障あおり2、手綱2、鞭1よりなる。鞍骨は前輪と後輪を居木いぎに取りつけ、鞍の骨組をなす部分。あぶみはその両脇にさげ、騎者の足を踏みかける部分。泥障は毛皮や皮で作り、本来は泥除けであったが後に飾りとなり、晴天でも用いるようになった。
本品の鞍骨とあぶみは黒漆に津軽家の家紋の杏葉牡丹金御紋が加飾されている。享保20年(1735年)の『高岡御道具帳』に記載が見える。

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