弘前市仲町伝統的建造物群保存地区

【国選定重要伝統的建造物群保存地区】

kuni31

よみがな ひろさきしなかちょうでんとうてきけんぞうぶつぐんほぞんちく
員数 約10.6ヘクタール
文化財の概要
指定年月日 昭和53年5月31日
所在地 若党町ほか
所有者・管理者 弘前市ほか

弘前城の城下町は、南北に長く東西に短いほぼ矩形の弘前城を、自然地形を活かしながら四方から取り囲むように配置された。今は搦手門となっている北門(亀甲門)が当初の弘前城の大手門であり、その北側に亀甲町と呼ばれる一筋の町人町をはさんで、数か町の侍町が配置された。この侍町を仲町と呼んでいるが、保存地区はこの地域のほぼ3分の2、面積約10.6ヘクタールの区域である。
保存地区は往時の地割りをよく踏襲しているほか、道路沿いに連続するサワラの生垣、点在する門や板塀、前庭の樹木が独特の景観を生みだし、前庭の奥に建つ木造真壁造の主屋とともに城下町の雰囲気を残している。
近年、多くの伝統的な町並みが大きく変ぼうしているなかにあって、江戸時代の武家屋敷街の景観を今に伝える地区として重要である。

(参考)【旧梅田家住宅】

よみがな きゅううめだけじゅうたく
員数 1棟
文化財の概要
指定年月日
所在地 弘前市大字若党町
所有者・管理者 弘前市

幕末の嘉永年間に建てられた武家住宅。もと在府町にあったものを現在地に移築して公開している。

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