日本聖公会弘前昇天教会教会堂

【県重宝】

ken12

よみがな にほんせいこうかいひろさきしょうてんきょうかいきょうかいどう
員数 1棟
文化財の概要 煉瓦及び木造、平屋建、鉄板葺 附 聖鐘一口
指定年月日 平成5年4月16日
所在地 弘前市大字山道町
所有者・管理者 日本聖公会弘前昇天教会

日本聖公会の教会堂が現在地に創建されたのは明治33年だが、現在の教会堂は大正9年に建てられたものである。設計は明治村にある聖ヨハネ教会教会堂(国指定重要文化財)と同じJ・M・ガーディナーによるものとされている。
平屋建の教会堂は、イギリス積の赤煉瓦が印象的で、全体はゴシック様式でまとめられている。正面右寄りに立つ三角塔の鐘はトレフォイルという三葉形のアーチに納められている。柱型の模様、登りアーチの中のさりげない飾り、カーブする方杖ほうづえが添えられて見事に構成されるチューダーアーチ、化粧屋根裏と垂木やトラスとのコントラスト、アンティークな照明器具など、見るものを飽きさせない。

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担当:文化財課
電話:0172-82-1642