旧東奥義塾外人教師館

【県重宝】

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よみがな きゅうとうおうぎじゅくがいじんきょうしかん
員数 1棟
文化財の概要 木造、二階建、鉄板葺、建築面積211.65平方メートル
指定年月日 平成5年1月22日
所在地 弘前市大字下白銀町 追手門広場内
所有者・管理者 弘前市

東奥義塾は、藩校であった稽古館けいこかんを母体とし、明治5年菊池九郎らによって創立された私学である。新時代を担う人材養成のため英学主体の教育を実施し、メソジスト派宣教師ジョン・イングを始め、同派の宣教師が次々と教師として着任した。
その後、明治23年に外人教師用の住宅が建てられたが、これは32年に焼失し、翌33年に再建された。
イギリス積のレンガ基礎、キングポストトラス組の小屋組、下見板張ペンキ塗の外壁、ベイウィンドー、内部の暖炉など洋風感覚があふれている。
当地における外国人の生活様式を知る上で貴重な建物である。

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